HOW TO RENOVATION?
中古物件購入から入居までの流れを、物件購入・資金計画・リノベーションに分けて、ご紹介します。
「したい生活」をイメージする
「自分たちのしたい生活」を明確にすることが大切。「ワクワクすること」と「優先順位が高いこと」が一目でわかるように
シートに書き込むのがおすすめです。
START
中古物件の情報を集める
物件紹介サイトを見るのが一般的。また、信頼できる不動産会社を見つけて、条件を伝えておけば、市場に出回る前にいち早く物件情報を教えてくれる場合もあります。
資金計画を立てる
自分がいくら借りられるかを把握するための「資金計画」。無理のない返済計画を立てることが大切です。
不動産会社などで相談できます。リノベーション(リフォーム)
会社の情報を集める物件探しと同時に、リノベーション会社のホームページやSNSを見て会社を選択。施工実績がある会社だとスムーズに話が進みます。
1カ月目
候補物件を見学する
条件に合う物件を見つけたら不動産会社に連絡して内覧させてもらいます。あらかじめ不動産物件に求める条件、リノベーションの内容を考えておくといいです。
リノベーション会社に問い合わせる
会社選びの基準は「自分たちが描いている暮らしを実現してくれそうか」「言いにくいことも言えるか」など、スタッフとの相性を見極めながら自分たちに合った会社を選びましょう。
1〜6カ月目
物件決定
「これは!」という物件に巡り合えたらリノベーションの担当者に同行してもらい、構造的な制約はないか、希望の間取りが実現できるか、物件購入費用と工事費のバランスなどを確認した上で決断をしましょう。
買付申込書を出す
購入の意思が固まれば、買付申込書に希望金額を記入し、売り主に提示します。
リノベーションの会社に
見積もりを依頼する選んだ会社に現地を見てもらい、正式な見積もりを依頼します。
リノベーション会社決定
概算見積もりやラフプランから、気に入った会社を選択。ホームインスペクション(住宅診断)を含め物件をチェックしてもらい、具体的な打ち合わせへと移ります。
2〜8カ月目
ローン事前審査
ローンの本申し込みの前に、融資可能額を審査してもらいます。不動産業者やリフォーム会社に代行してもらうことも可能です。
不動産売買契約書を交わす
家やマンションなどを売りたい人と買いたい人が決まったときに交わす契約です。物件に関わる取り決めや条件を記載した文書を作成します。
手付金など
物件購入の手付金として物件価格の5~10%、印紙代、仲介手数料の半金(仲介手数料=物件価格×3%+6万円+消費税)が必要です。
プランの詳細打ち合わせ
概算見積もりから、さらに一つ一つの設備や建材、間取りなどの内容を詰めていきます。
詳細見積もり
設備や建材が確定したら改めて詳細な見積もりを出してもらいます。リノベーション費用もローンに含めたい場合は、ほぼ確定した見積書が必要なので、早めに工事費を確定しましょう。
3〜9カ月目
住宅ローンを申し込む
事前審査の内定が出たら、融資を受ける金融機関を決定し、住宅ローンの申し込みを行います。本審査を通過すると融資が正式に決定します。
金銭消費貸借契約書を交わす
融資実行のため、借り入れする金融機関との間に資金の借り入れに関する契約を結びます。
リノベーション工事契約の印紙代
工事請負金額により変わるが、印紙代(200円~1万5,000円)が必要です。
ローン支払い開始
決済時の支払い
・残代金・仲介手数料の残金
・固定資産税、都市計画税、
管理費等の清算金
・登記費用
・火災保険料工事請負契約書を交わす
プランや見積もりが確定したら、リノベーション会社と工事請負契約を交わします。
4〜10カ月目
決済・物件引き渡し
金融機関に売り主、買い主、不動産会社、司法書士などが集まり決済が行われます。融資の実行、物件の引き渡し、諸費用の支払い、抵当権設定登記と所有権移転登記を行います。
工事開始
着工時の近隣へのあいさつは、可能ならリフォーム会社と一緒に行きましょう。工事中は確認を兼ねて現場を訪問することをおすすめします。
完成入居
工事が終わったらリノベーション業者とともにチェックし、設備機器は使い方やメンテナンスの方法を確認します。
チェックが終わったら工事保証書を受け取り、定期点検やアフターサービスの有無を確認。
それが終われば待望のマイホームに入居となります。