お互いに好きな空間を楽しむ 緩やかにつながる二世帯住宅
庄原市I様邸
KODATE
実家の母屋+離れのリノベーション
DATA
- 種類
- 戸建て
- 築年数
- 約55年
- 延床面積
- 約271㎡(約82坪)
- 施工面積
- 約240㎡(約73坪)
- 施工箇所
- 親世帯、子世帯の1階と2階の一部
- 工事期間
- 5カ月
- 家族構成
- 祖母+両親+夫婦+子ども2人
- 施工
- マエダハウジング東広島店
RENOVATION POINT
- 01
漆塗りのさお縁天井を生かした古民家カフェのような空間
漆塗りのさお縁天井を生かした、古民家カフェのような空間。以前は仏間があった場所にキッチンをつくり、家事をしながらリビングや外の景色を見渡せるようにした。奥様が長年買い集めてきたアンティークの家具が空間になじんでいる。
- 02
障子を開け放つと開放的な大空間に
リビング入り口から見たLDKと和室。障子を開け放つと開放的な大空間に。LDK側と和室の窓を開けると、夏は心地の良い風が抜けるという。
- 03
ウッドワン製のキッチンは質感のあるタイルの天板がこだわり
ウッドワン製のキッチンは、質感のあるタイルの天板がこだわり。開放的なオープンスタイルで、キッチンの奥にリビングダイニングからは見えない冷蔵庫の収納スペースとパントリーがあるため、すっきりと整理された印象に。
- 04
古い物を再利用して深みを演出
和室は間取りこそ変えていないが、床の間にあった建具を壁にはめ込み、古い家具をリメイクして使うことで、元の家の良さを生かした空間に。床の間をつくり、足場板でテレビ台を造作している。
- 05
建具は繊細なつくりが美しい
場所を移して残した建具は繊細なつくりが美しい。
- 06
天井は昔のものをそのまま
寝室の壁や床は断熱材を入れたが、天井は昔のものをそのまま生かしている。
- 07
ウッドワンの木製の洗面台をセレクト
アクセントクロスが印象的な洗面脱衣室。ウッドワンの木製の洗面台をセレクトし、オープンタイプの棚にもともと使っていた籐製のカゴを置いて活用。
- 08
汚れが付きにくい「ほっカラリ床」
浴室は汚れが付きにくい「ほっカラリ床」が気に入りTOTO製に。窓はセキュリティーを考慮して小さくした。
- 09
あたたかみのある無垢材を採用
広々としたLDKの床は、あたたかみのある無垢材を採用。お子さんにとって最高の遊び場となっている。小上がりの壁は畳に合うオレンジ系、キッチン背面の壁はやさしいピンクのアクセントクロスを採用。
- 10
窓際の梁が古い家の名残を感じさせる
窓際の梁が古い家の名残を感じさせる。窓の外にはウッドデッキを設け、親世帯も一緒にバーベキューなどが楽しめる共有スペースとして活用している。室内はシンプルな大空間にしつつ、小上がりには本やこまごまとしたものを収納できる本棚を造作した。
- 11
お子さんと一緒に作業ができる広いキッチン
ご夫婦と2人のお子さんが一緒に作業ができるほどの広いキッチン。背面に設置したカップボードのほか、大容量のパントリーを設けているため使いやすいという。
- 12
新設したトイレはシンプルな色合いでまとめた
廊下の階段横に新設したトイレ。シンプルな色合いでまとめ、将来のために手すりを設けている。他の部屋も含め、クロスは内装業を営むI様親子が手掛けた。
- 13
ご主人のこだわりで木の造作洗面台
ご主人のこだわりで木の造作洗面台を設置。洗面脱衣室内には収納がないが、パントリーが隣接しているため物をすぐに出し入れできる。
- 14
框を斜めにすることで空間を広く見せている
新設した玄関。コンパクトだが、框を斜めにすることで空間を広く見せている。大容量の玄関収納を設けてすっきりと機能的な空間に。
- 15
勝手口があった場所に子世帯の玄関を新設
勝手口があった場所に子世帯の玄関を新設。ポーチをつくり、玄関ドアとポストの色にこだわったことでガラリと印象を変えている。
- 16
耐震・断熱工事で安心な住まいへ
ホールとお祖母様の部屋を境に2軒が並び建つような二世帯住宅。母屋は重心がずれ、大幅な補強が必要な状態であることが判明。手前のご両親の世帯では壁を増やすなどの耐震補強を行った。
RENOVATION PLAN
OWNER’S VOICE
思いが詰まった両親の家も理想を実現できて大満足です!
私たちは暮らしやすい空間であれば良かったのですが、親世帯はこだわりが強く、打ち合わせも長時間にわたったようです。その分、細かいところまで打ち合わせできたので、後から問題になることがなく、スムーズにリノベーションできました。工事中はマエダハウジングの担当の方が「こんなに来るんだ」と思うくらい頻繁に来てくれて、職人さんも含めて本当に良いチームに恵まれました。